どうも!みやち(@miyachi1015)です
これからネットショップを運営したいと思われる方は多いのではないでしょうか?
その中で自分が作った物や商品を仕入れして販売していくと思うのですが、「ネットショップをどこで出店しよう」とお悩みのことでしょう。
楽天・Amazon・BASE・カラーミーショップ・MakeShopなどなど…調べたらキリがないですよね。。
私の場合は色々なサイトと比較し、はじめてのネットショップ開設に「カラーミーショップ」を選択しました。
それは自由にカスタムできることや維持費の安さが魅力的だったからです。
しかし現在は休止中…
使ってみてから色々と私に合っていない部分が見えてきたからです。
今回はそんな「今から」ネットショップを開設しようと思っているみなさまへ、私がカラーミーショップをおすすめしない4つの理由をご紹介します。
はじめてのネットショップでカラーミーショップを選ぼうとしている方はぜひ参考にしてください!
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売れなくても利用料がかかる
実際これが一番大きい要因です。
まずは初期費用として3240円、そして最安の月額プランでは3ヶ月契約で月1000円。これを安いと思われる方が多いかもしれませんが、結構負担になります。
しかもディスク容量がすぐに足りなくなってしまう&商品画像を増やしたいという理由から、すぐにレギュラープランの月3000円に変更したくなると思います。
そしてカラーミーショップには別途利用料がかかる部分があります。
それは『クレジット決済』です。
こちらは販売金額に応じて手数料が支払われるシステムですが、販売がなくても最低で500〜1800円の手数料が取られます。(使用できるクレジットにより金額変動)
もしあなたのショップが1ヶ月全く売り上げがなくてもカラーミーショップ月額利用料1000円(最安プラン)+クレジット決済サービス(VISA/MASTER/DINERS/JCB/AMEX)利用料1800円+分割・リボ利用料金200円+3Dセキュア認証支援サービス500円=約3500円が毎月かかることになります。
副業や趣味でネットショップをはじめられる方は、このランニングコストが大きすぎて途中で断念してしまうケースがほとんど。。
クレジット決済サービスは契約しないこともできますが、絶対に導入した方がいい決済方法。その理由などを事項で説明します。
クレジット決済がデフォルトでついてない
このカラーミーショップ、クレジット決済がデフォルトではついていません。
よって通常では銀行振込か代金引換でしか販売できません。
ただネットショップでの決済方法「クレジットカード払い」が占める割合は平成27年度において69.2%でトップとなっています。※参考資料
できたての個人のネットショップで購入する際は銀行振込は不安ですし、代金引換は手数料がかかってしまいます…また簡単に決済できるクレジットは人気が高いということです。
よってクレジットカード払いが出来ないネットショップは多くの機会損失をうむことになり、売上を上げるためにはクレジット決済を導入するしかないのです。
またクレジット決済にはオプションがあり、
分割・リボルビングを利用する際は+200円
3Dセキュア認証支援サービスの利用は+500円
がかかります。こちらはどちらもほぼ必須のサービスになるので、クレジット決済を導入する場合はプラスでかかると思ってください。
さらにクレジット決済を導入後に「やっぱり必要ない」となって解約した場合、解約月後2ヵ月間は利用料がかかります。
これは決済サービスのシステム上仕方ないこと(ややこしいので説明は割愛)ですが、やめたいときにすぐやめれないのもデメリットと言えるでしょう。
クレジット決済の導入料金については公式サイトに説明がありますので、
詳しくはこちらからご確認ください。
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集客力が弱い
ここもそこそこ問題です。
Amazon・楽天・Yahooなどのモール系は集客力が非常に高く、そこまで宣伝をせずともお客様はあなたのお店にやってきてくれるでしょう。
ただBASE・カラーミーショップ・MakeShopなどでは自分で集客しなくてはいけません。
Twitter・Instagram・facebookのSNSを使用したり、すでにブログをお持ちの方はそちらで紹介したり、もしくは他者にブログで紹介してもらったり。
広告を出すのも一つの手かもしれません。
そしてこういった宣伝をしないと、GoogleやYahooなどの検索エンジンからの流入はほぼないと思ってください。
「SNSで宣伝すればすぐに客なんて来るでしょ!」と軽い気持ちで考えられる方も多いと思いますが、私がネットショップ時に利用していたSNSはフォロワーが3000人ほどいましたが、日に来店するのは約30名ほど。
毎日商品紹介をしてもこれくらいしか来店がありません。もちろん検索エンジンからの流入はありませんでした。
新商品入荷情報やセール情報を流せばもっと来客は増えるのですが、毎日新商品は入荷しませんし、セールも時期を狙ってしか出来ません。
ちなみに大手通販サイトの来店から購入は0.8%~1.8%が平均購入率
大手がこれですから、あなたのような弱小サイトはもっと低いはずです。
私が運営していたネットショップの購入率は0.3〜0.5%。これは非常に低い数値ですが、商品数やショップの完成度によって購入率は決まってきます。
もしあなたのお店が商品数も少なく、デザインもテンプレートで…と考えているなら私と同じように非常に低い購入率になると思って間違いないです。
HTML・CSSの知識が必要
これは知識がある人にとってはプラスなのですが、”初心者”という点からはおすすめ出来ないポイント。
むしろHTML・CSSの知識がない人にとってはカラーミーショップを選ぶメリットがありません。
これから頑張って「HTML・CSS」を使用してデザインを変更しよう!と思っているならいいのですが、テンプレートでほぼデザインを触らず使用する事を前提にしているならカラーミーショップ を選ぶのはやめましょう!
トップページやフリーページの変更には少なからず知識が必要になります。
ただしそこまで難しくはなく、ググればほぼやり方は出るので、これは自分の素質ややる気と合わせて検討しましょう。
と、大きくいうと初心者におすすめしない理由はこちらの4つ。
はじめてネットショップを開設するならカラーミーショップはやめときましょう…なかなか利益を上げるのは難しいです。
ただしすでにフォロワーが多く影響力のある方や、実店舗をお持ちの方、パソコンやSEOに詳しい方はカラーミーショップ を利用するメリットはあります。
ここまでデメリットをまとめてきましたが、これは「初心者にオススメしない理由」です。もちろん上級者にはカラーミーショップを使用するメリットがあります。
なので実際に使ってみたメリットもまとめていきます☆
カラーミーショップを使うメリット
デザインが自由
これがカラーミーの強み。
テンプレートはあるものの、HTMLやCSSを使用してある程度自分の好きなデザインを作ることができます。
プランを変更すれば商品写真も最大50枚投稿できるので、詳細まで見せたい商品の販売にも向いています。
その他ではフリーページを使用して商品の詳しい使い方を説明したり、お店の特徴やブログを投稿したりもできます。
プラスで料金が発生するものも多いですが、かなり自由度の高いショップ作成ができ、他のECサイトと比べて個性を演出することが可能です。
機能が充実
- アクセス解析
- 商品情報・顧客情報(会員)CSV一括登録
- メールマガジン発行
- クーポン発行
- 商品レビュー
- iPhone・Androidアプリによる発注や商品在庫管理
- 独自ドメイン設定
などなど…この他にもたくさんの機能が標準装備されています。
わからないことがあればメール・電話でのサポートも丁寧にしてくれ、スタッフの対応も◎
プランによって機能の有無があるので、詳しくは公式サイトにて確認ください。
商品管理が楽
iPhone・Androidアプリによる発注や商品在庫管理ができるのに加え、WEBでの管理ページも非常に見やすく扱いやすくなっています。
売れた商品は「在庫確保」「入金確認」「発送完了」などステータスを変更し、ミスなく管理できるようになっています。
もちろん出品時に仕入れ価格や在庫数、会員限定価格の設定など行えます。
販売データも出力することができるので、確定申告もスムーズに行えるでしょう。
思いつくメリットはこんな感じだよ!
まとめ
今回はカラーミーショップを利用した経験から、初心者におすすめしない理由をまとめていきました。
デメリットとしては
- ランニングコストがかかる
- クレジット決済の利用料が高め
- 集客が弱い
- HTML・CSSの知識が必要
メリットとしては
- デザインが自由
- 機能が充実している
- 商品管理が楽
となります。
やっぱり一番は売り上げがなくてもそこそこランニングコストがかかる点なので、まずはランニングコストがかからないBASEなどでお試し出店するのがいいかなと。
ただしBASEは売り上げによって手数料が引かれるシステム。売り上げが上がれば上がるほどランニングコストは上がっていくので注意は必要です。
また「集客力がある」「売上の見込みがある」場合はカラーミーショップの使用をおすすめします。
その方が長い目で見てランニングコストが低くなったり、店舗の個性を出すことができます。商品管理や確定申告もやりやすくなるでしょう。
ということで今の自分に当てはめてカラーミーショップが合っているかどうかを検討してみてください。
もちろん私が運営した弱小ネットショップでの感想ですので、人によってはこちらの方が合っている場合もあるので、参考程度にお考えください☆
ではでは!