みなさん、子供ができてからもちゃんと奥様と話はしていますか?
パパは仕事や子供の相手で、日中なかなかママと話す時間が少なくなってしまいがち。
【みやち】うちはわりかしコミュニケーションとってるよね?
【嫁】話聞いてないこと多々あるけどな!
【みやち】まぁ、それは置いといて…
ただ『話す』だけで女性はストレスが発散されるもの。
今回は夫婦で『話を共感してあげること』『相手を承認すること』の重要性についてまとめていきます!
男女別ストレスの発散方法
女性の場合
女性のストレス発散は「おしゃべり」が効果的!
というのも、女性は「共感」によって情報を身につける”女性脳”を持ち合わせています。
誰かに話を聞いてもらい、共感してもらうことで、脳内が整理されるのです。
また、相手の話を聞くのも自分の追体験として感じる事ができ、自分の体験談のように”共感”できるのです。
お互いが”共感”することによって、脳内が整理されイライラ/もやもやが軽減されるんです!
男性が「女性はなんでもない話をしている」とよく言いますが、女性同士ではその”なんでもない話”を交換し合い、”共感”して生きるのが、生きる戦術なのです。
男性の場合
男性のストレス発散は「ぼーっとする」が効果的!
というのも、男性は「言葉から離れる」ことによって情報を整理する”男性脳”を持ち合わせています。
右脳を活性化し、知識の再構築をおこないます。この間、左脳の”言葉を操る領域”は機能がオフされます。
カップルや夫婦の喧嘩になった際に、男性がよくダンマリしてしまう現象を見たことありませんか?
あと、男性がトイレにこもるとリラックス出来るって言うのも、これに近いと思います。笑
あれは一度言葉から離れて、情報を整理しているんです。知識の再構築ですね!
よって、男性がストレス/もやもやを感じた場合は”ぼーっと”しましょう!
ぼーっとして、リラックスです。
よって、
女性がイライラ/もやもやした時は、「おしゃべり」
男性がイライラ/もやもやした時は、「自分の時間を少し作る」
ことが効果的です!
主婦が求めているのは『共感』と『承認』
上記の通り、女性は『共感』によってストレスが軽減される事は分かったと思いますが、『共感』と同じくらい重要なのが『承認』です。
育児ストレスとして、「育児の大変さを分かってもらえない」というのが大きな原因になります。
その『承認欲求』を満たされない感情がストレスに繋がるんですね!
育児はやって当たり前?
「男性は外で稼ぎ、女性は家庭を守る」という昔ながらの考え方が今でも蔓延しており、『女性が育児をするのは当たり前』と思っている男性は少なくありません。
近年は『イクメン』と言う言葉も浸透してきていますが、私はこの『イクメン』という言葉に少し疑問があります。
【みやち】ん?パパも育児するの当たり前じゃね??
イクメンという言葉は、『男性は育児をしないのが当たり前』という思想から生まれています。
いや、パパも育児するの当たり前なんですけど?と私は思います。
また、パパが育児を少し手伝うだけで
「イクメン」
「育児手伝うなんてすごい」
「えらいね」
って言われます。
ではママはどうでしょう?
ママは褒めてもらえない
ママは全ての育児をするのが当たり前と思われ、誰からも褒めてもらえません。
ママは一日中子供と一緒におり、自分の時間なんて一切ありません。好きな時にトイレにいけないこともあります。
ずーっと付いていないといけないし、その中で家事もしないといけません。
家事ができていなければ、パパから心ない言葉をかけられることもあります。
パパは職場で頑張れば上司から認めてもらったり、お客に喜んでもらえたり、毎日仕事に行ってくれていることをママから感謝されていると思います。
この他者から認められる行為を『承認』と言います。
それがモチベーションになり「明日も頑張ろう!」という気持ちが生まれます。
でもママはどんなに家事や育児を頑張っても、それを「当たり前」と思われることによって、誰からも褒めてもらえずモヤモヤが溜まってしまうことがあります。
誰からも『承認』されなていないということが、日々のモチベーションを下げ、モヤモヤがイライラに変わるのです。
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相手を『承認』しよう!
この『承認』とは、相手を認めて感謝を伝えること。
結構勘違いしている男性が多いのですが、
女性は「パパに無理してまで家事や育児をやってほしい」とは思っていません。
私も朝から夜まで仕事をしていたので分かるのですが、やっぱり仕事から帰って家事や育児を全面的に手伝うのは体力的に難しかったりします。
【嫁】できればやってほしいけどね!?
【みやち】まぁ、育児はやる必要はあるけどね…?でも、
「家事や育児を全面的に手伝う」よりも、まずパパにやってほしいことがあります。
それが、「承認」です。
ママが大変なのをちゃんと分かってあげて、それを承認してほしいのです。
また、その感謝の気持ちをちゃんと言葉にしてあげることも大切です。
例えば、
「明日も家事頑張ってね!」という指示文で声をかけるよりも、
「いつも頑張ってくれてるね!」というママを『承認』する声掛けをした方が、モチベーションが上がります。
「いつも頑張ってくれてありがとう」
「いつも大変だよね」
など、相手を『承認(認める)』伝え方をしましょう。
また、こういったねぎらいの言葉は恥ずかしがらずサラッと伝えられるようにしましょうね!
伝えずにマイナスになることはあっても、伝えてマイナスになることはありません!
【みやち】やらなきゃ損ですよ!笑
ハードルが高い家事の手伝いよりも、まずは『承認』の声かけをするだけでママの心のケアは十分できます。
パートナーシップの土台を作るためにも、まず心のケアを優先的に考えましょう!
話を聞いて『共感』しよう!
まず、男女では1日の会話の『量』が違うのはご存知でしょうか?
米メリーランド大学の研究結果によると、男性が1日に発する単語数は平均7,000語
一方、女性の場合は平均20,000語!!およそ3倍もの単語数を発しているといいます。
パパは仕事場で1日7000語以上話していると思いますが、
ママは子供と1日中一緒に居るので話す機会がとっても少ないです。
よってパパが帰宅後、
残った単語数を消化するために話をするのです!
【パパ】疲れてるから家では好きにさせてよ〜
と思うかもしれませんが、
上記『男女別ストレス発散方法』の通り、女性は話して情報を共感することによってストレスを発散します。
今日あった育児のなんでもないような話を聞いてあげるだけで、ママのストレスは軽減します。
しっかり話を聞いて上げた上でその話を共感、共有して、承認してあげるのがベストですね!
ここで注意点!
女性は「共感性」を志向しますが、男性は「問題解決」を志向しがち。
ママの苦労話に対し、男性は問題解決の方法を考えアドバイスをすることによって優越感に浸りたいのです。
しかーし!
女性は問題解決を望んでいるのではなく
「大変だった気持ちをただ分かってほしかっただけなのに…」という共感を求めているケースがほとんどです。
そんな時に結論付ける意見を言われるとガッカリします。。
例えば、
ママ「育児で手がまわらなくて、なかなか家事ができないんだよね」
パパ「じゃあ、週末だけでも家政婦にきてもらう?」
と言ったケース。
ママはパパに「大変だね、いつも頑張ってるね。ありがとう」と言って欲しいだけなのに、男性は解決策を提案して結論付けようとします。
こういった日常生活においては、アドバイスは不要です。
親身になってママの話を聞いて、共感してあげるだけで十分なのです。
【嫁】確かに男性はこういう所あるよね!
【みやち】確かに…気をつけなければ…
これが出来れば次は育児!
『承認』や『共感』が問題なくできれば、次は育児を見直してみましょう!
ママが嫌う「いいとこ取り育児」についてまとめています。
▼▼▼ぜひ参考に▼▼▼
まとめ
今回は『承認』と『共感』の大切さを紹介しました!
男性陣にも「なんでこんなに女性は話が好きなんだろ?」というのが、少しは伝わったかと思います。
話を聞いてあげて、
『共感してあげる』『相手を承認する』だけでママのストレスは軽減されます。
「家事や育児を全面的に手伝うぞ!」と思う前に、まずはママの心のケアをしてあげてください。
それだけで夫婦円満になれるはず!!
ではでは!