世の自称イクメンのみなさま、
「育児を手伝っているのに、何故かママから評価されない…」と思われている方は多いのではないでしょうか?
今回はそんな新米パパが陥りやすいミス、『いいとこ取り育児』をご紹介します。
【嫁】いいとこ取り育児?聞いた事ないな。
【みやち】説明しよう!『いいとこ取り育児』とは…
いいとこ取り育児とは
仕事で忙しいパパの育児は、帰宅後や休日に遊んだりするのが中心となります。
遊ぶ事によって子供は喜び、パパとしても楽しい時間を過ごせるでしょう。
ただ、育児は『良い(楽しい)部分』だけではありません。
オムツは頻繁に替えないといけないし、夜は寝不足になったり、作ったご飯は食べない事はあるし、時には叱り、病気の看病をしたり、自分の時間が出来ないことにイライラすることもあります。
そういった大変な部分はせずに、
一部の楽しい(楽な)ことしかしないことを『いいとこ取り育児』と言います。
いいとこ取りはムカつく
これは多くのパパが陥りやすいミスですが、
休日に子供と遊びにいったり、ご飯を食べさせてあげたりするだけで子供に好かれて「俺イクメン」だわー。と思う男性がいます。
これ、マジでムカつくのでやめましょう。
逆の立場で考えれば分かると思うのですが、
ママは『良い部分』だけじゃなく、辛い部分も経験して育児をしています。
それを『いい(楽な)ところ』だけを取っていって、子供に好かれていたらどうでしょうか?
【嫁】めっちゃイラつく!!
たまにいるのが
ママが作って準備したご飯を、さも自分が作って準備したように子供に食べさせるパパがいますが最悪ですね。
「いや、お前そこに座って出てくるの待ってただけだろ!食べさせるだけの『いいところ取り』だけじゃなく、少しは動かんかい!!」
って思いますね。笑
こういったところもイラつきポイントなので気を付けよう!
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なぜ『いいとこ取り』になってしまうのか?
女性は育児や家事を一連の流れとして考えています。
それに比べ、男性はその流れの一部分だけを切り取って見てしまいがちです。
お出かけで例えると、
パパは『出かけて遊ぶ』ことに対して、本当に遊ぶことだけしか考えていない場合が多いです。
それに比べママは『出かけて遊ぶ』ことに対して、お出かけの『オムツ、着替え、飲み物、食べ物』などの準備から、出かけ先での『オムツ替え、ミルクやおやつのタイミング』、帰宅後の『後始末』などの一連の流れ全てで『出かけて遊ぶ』と考えます。
料理にしても、
男性は『作る』ことしか考えていないケースがありますが、
女性は『数日分の献立から食材を買う→料理を作る→後片付けをする』までを料理として考えます。
このことから
男性は目的の『実行』までしか考えてないことが多く、
女性は目的の『準備、実行、後始末』まで全体で物事を考えています。
ママは準備と後始末までやって欲しいのですが、パパは実行しかしない。
こういったママとパパの認識の違いから、『いいとこ取り』がうまれてしまうのです。
そしてパパは「やったつもり」なのに、ママは「やってない」という認識の違いが生まれて不満が溜まってしまうんですね!
『実行』だけじゃなく、実際は準備と後始末が重要だったりするんだよね!
パパが気をつけるポイントとは?
育児や家事を積極的に手伝う事はもちろん良いことです。
ただ『いいとこ取り』にならないためには、
子育ての楽しい部分だけではなく、大変な部分なども共有することが必要です。
【パパ】でも仕事してるんだから家では楽したいよ…
【みやち】その気持ちも分かる!
でも楽しい事、大変な事を共有しての夫婦です。
子育ての大変な部分も共有すれば、夫婦関係も円満になります!
お互いがお互いを助け合う環境ができることによって、夫婦環境が良くなるんですよね。
【嫁】これマジやで
また、物事を「準備〜後片付け」までと考えて実行するのも大切です。
『実行』だけで”やった気”になるのではなく、『準備〜後片付け』まですることでママの負担を少しでも軽減してあげましょう!
私は楽しい事や、辛い事も全て含めて育児をして、子供が大きくなった時に「お前を育てた!」と胸を張って言えるパパになるぞ!
まとめ
私が言いたいのは「男性も育児や家事をもっとしろ!」と言うことではありません。
仕事で疲れて元気がない…というのも分かります。
ただ、「たまにはママを助けてあげるのもいいんじゃない?」という考え方です。
その中で間違った『いいとこ取り育児/家事』ではなく、『準備〜片付け』まで含めた育児/家事を行ってほしいのです。
夫婦は助け合って生きていかないといけません。
お互いに大変ときは、頼れる存在でありたいですね!
ではでは!
おばあちゃんの一言コメント
イクメンという言葉が当たり前になって、なくなるのが理想じゃな