みなさんお久しぶりです。
「ネタ×経営」をミックスしたこの絶対流行るシリーズですが、ついに第2弾!
前回の記事にそこそこ反応があったので、
「求められてるのかな〜?」という勝手な判断でシリーズ化することにしました。
分析資料から色々考案しているが、
ネタの漫画もあるので、ぜひ最後までつきあってほしい。笑
▼前回の記事はコチラ▼
そして今回のテーマは「BL」×「カフェ」=「BLカフェ」です!!
そもそも「BL」とは?
BLとは、ボーイズラブ(Boys Love)の略です。
男性(少年)同士の同性愛を題材とした小説や漫画などのジャンルのことで、1990年代中盤~後半に使われるようになった言葉。
女性がターゲットユーザーとなっており、ゲイの男性向けの作品とは別物という認識です。
このBLを掘り下げてビジネスにしようとしている30代の主夫。
世も末である…(自分で言うな)
BL(ボーイズラブ)市場
2016年9月に矢野経済研究所が実施した消費者アンケートより、「BLオタク」を自認する消費者は日本国内に約74万人存在すると推計されています。
さらに「BLオタク」の年代の分布は、
15~19歳:20.0%
20代:36.5%
30代:9.4%
40代:17.6%
50代:8.2%
60代:8.2%
となっており、10~20代が牽引する市場であることが分かっています。
BL市場の客単価
「BLオタク」を自認する層がBL関連消費に費やす金額は平均で年間13,153円。
消費0円という層も38%おり、コアなファンを除きコレクション的な収集を行うユーザーは少ない。
【嫁】あれ、みんな意外とお金使わないんだね?
【みやち】1人当たりの消費は思ったより少ないね。
BL市場規模
しかしこの数値を見てみると、2016年は223億の市場規模がある。
しかも年々増加傾向だ。
出版業界全体が厳しいと言われている昨今、BLが徐々に伸びているのは需要がしっかりあるということ!
コアなファンもそうだが、ライト層も徐々に増えていることがこの推移の伸びに繋がっていると思われる。
カフェ/喫茶店はレッドオーシャン
私がみなさんに伝えたいことは、現在カフェはレッドオーシャン(激戦市場)ということ。
店舗数が非常に多く、新規で参入するにはとても難しい業種であると言えます。
まずはこちらの資料をご確認ください。
※古い資料でごめんね!
都道府県別喫茶店数及び割合
ここで勘違いしないで欲しいのが、アルコールを提供しているお店は「カフェ」の扱いとなり、この喫茶店集計には反映されていない。
「カフェ」を入れるともっと膨大な店舗数になるだろう。
ただ、喫茶店だけでも大阪では9000件以上、愛知では8000件以上、東京では7000件の店舗がある。
ここに新規店舗が食い込める余地はあるのだろうか?
人口1千人当たりの喫茶店数
全国の平均値が「0.55」なのを見ると、高知県の1.56がいかに高い数値かが分かるだろう。
ここで参考にして欲しいのは、地図上で色が付いてない部分だ。
この色が付いていない部分こそが「人口1千人あたりの喫茶店数が全国の平均以下の都道府県」なのである。
そして意外にも店舗が多いのは関西に偏っており、関東は少ない。
これは「カフェ」が数値に反映されていないのも大きいとは思うが、出店するならば関東が良いという判断材料になる。
さしずめ、やはり色々な人が集まり需要が高くなるであろう「東京周辺」がいいと思われる。
BLカフェはブルーオーシャン
カフェが他社が多いレッドオーシャン(激戦市場)ということはお分かりになっていただけたかと思いますが、では「カフェ」に「BL」という付加価値(需要)を付けたらどうなるでしょうか??
そうすればなんと、ブルーオーシャン(不戦市場)へ早変わり!
そう、「既存の物」に「新しい需要」を付けるだけでそこはブルーオーシャンになるんです。
競合がおらず、少ないコストで高付加価値を付けることができる!最高じゃないですか。
他の店舗はないの?
あります。
まぁ、他に思いつく人もいますよね。笑
ただ、ここ以外のBLカフェが全然出てこないんすけど!?
これはますますブルーオーシャン感がでてきましたぞ。
【みやち】ん?なんかYouTubeに動画がアップされてる
これがBLカフェのサービスなのか!?
おい、私が考えてたやつと全然違うぞ!
完全に同性愛に目覚めたやつらが、完全にビジネス感丸出しで演技してるだけじゃねーか!!
腐女子の人はこういうのを求めているのか…??
私はBL漫画とか全く読んだことないので、完全に主観になってしまって申し訳ないのだが、「ノンケがBLに少しずつ目覚めるような、自然なやつ」がいいのではないのか…?
それを腐女子が見て「ふふっ」となるのがいいのではないのか…?
私の大好きな”ジョジョの奇妙な冒険”の、岸辺露伴はこう言っている。
エンターテイメントには「リアリティ」が必要なのだ!
こんなゴリゴリの営業BLは嫌だ。
そう、私が考えるのは日常的なリアリティある腐女子のトキメキ。
それを提供したいのである
【嫁】お前は何目線なんだ
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私が考えるBLカフェのサービス
では私が考えるBLカフェのサービスをイラストで紹介しよう。
食事をしてると、こんなことが起きる
【嫁】あちゃー、新人やってしまいましたなー
【みやち】こりゃ怒られるパターンやな
と思いきや…
でたー!壁ドン!!優しい声掛けも高感度アップ!
ありがとうございます、ありがとうございます
こんなケースも
どんだけ新人お皿割るんだよ!
こりゃ次こそ怒られるわ。間違いないわ
と思いきや…
でたー!顎クイ!!アゴクイ!!!
スタッフを第一に考えるそのコメント!ありがとうございます!!
些細な部分にも萌ポイントが!①
これには腐女子もこの通りである。
腐女子に怒られるがいいわ!怒りを買うがいいわ!!
些細な部分にも萌ポイントが!②
些細な部分にも萌ポイントが!③
些細な部分にも萌ポイントが!④
こういうことだ。
いや、どういうことだ。最後完全に下ネタじゃねぇーか
こういったようにカフェでのスタッフの動作に、さりげないBL臭が盛り込まれているのだ。
そして腐女子たちは「ふふ…やってる、やってる」というようなコソコソした感じで見る事ができるのです。
これぞリアリティ。
岸辺露伴先生、荒木飛呂彦先生ありがとう!
そしてなんかすごいホワイトっぽい!
ブラック企業感が全然ない!!
先輩は優しいし、とっても働きやすい環境やで!
事業計画書
事業内容
◆BLカフェ
ボーイズラブとカフェを融合させた空間
カフェメニューでゆっくりできるのはもちろんのこと、スタッフ同士でのBL臭がするやり取りが見れる。
コンセプト
腐女子の方にリアリティある日常の中で、非日常を感じていただく。
サービスはリアリティを重要視し、過度な演出はしない。
イベントで盛り上がる店舗というよりも、趣味が合う人同士で来店し、のんびりしながら過ごせる空間を目指す。
ターゲット設定
◆16〜25歳女性
◆趣味:漫画•アニメ鑑賞
◆好きなジャンル:BL、少女漫画、コメディ
◆性格:内気で盛り上がるのが苦手
◆友人関係:友人は数より質。趣味が合う濃い友人関係がある
◆お金の使い方:趣味にはお金に糸目をつけない。漫画やグッズなど
◆行動範囲:旅行などはあまり行かない。住んでいる県内のみでの行動を好む
◆SNS:Twitterをよく使用している
出店場所
◆東京都(秋葉原)
サブカル色が強く、需要が高い。
カフェメニュー
◆パスタ :800円
◆サンドイッチ :600円
◆おつまみ系 :450円〜
◆ソフトドリンク :400円
◆お酒 :700円
その他料金
◆テーブルチャージ料:1500円(お通し+ワンドリンク付き)
※時間制は導入しない
よし、なんとなくまとまったな。
というか少しめんどくさくなった。笑
おい!!
まとめ
気に入った方はぜひ、お店を開いてほしい。笑
ただ、これだけは言えることがある。
「ブルーオーシャン=儲かる」ということではない。
ただ単純に儲からない(サービスに需要がない)から、競合がいないブルーオーシャンということも大いにありえるのだ!
時間を返せ
でもやってみないと分からないから!
もしかしたら大成功するかもしれないから!
最後に、この絵をみなさんにお送りしてお別れの言葉としたい。
ではでは!