どうも”みやち”です!
今回は「子供の便秘」が気になる!!
ということで、予防や改善方法をご紹介します!
経緯
先日私の息子(約2歳)が便秘で苦しみました。。
今までは毎日or一日おきにうんちが出ていたのですが、ここ2〜3週間くらいから徐々に出ない期間がでてきました。
3日間出てなく、4日目に泣きながらプルプル震えてる…
「なにごと!?」と思い様子を見ていると、うんちをしている様子。
とっさにオムツを外すと、うんちが先っぽだけ”こんにちは”してつっかえてる…
硬くて大きくて出ずに詰まってました。
しかし、引っこ抜くにも途中でうんちが切れちゃうし、どうしようもない。。
嫁と一緒に「がんばれー!がんばれー!」と声をかける事しかできません。
最終的には自分の力である程度出したのですが、
まさかのお尻から血が…!!
血がタラーっと垂れてきました。
幸いまだ病院がやっている時間だったので、急いで病院へ!
診察した結果、うんちが大きくて肛門が切れたみたい…
お尻見ましたが、けっこうパックリ切れてました。。
まだうんちが中にあるので、病院で浣腸をしてもらい出し切って、薬を塗ってもらいました。
子供によくあるコトみたいなのですが、私はけっこうパニックになりましたね。笑
塗り薬を貰って帰宅。
その後、息子は特に気にしてないです。痛くないのかな…?笑
正常な排便
まず正常な排便ですが、下記の条件を満たしているものとなります。
※個人差はあります
① 3日に1回以上ある。
② 便意があって、楽にできる。
③ 排便後すっきりする。
これが1つでも欠ければ、便秘と思っていいです。
意思疎通のできない赤ちゃんの場合は①と②で判断します。
①はいつもの排便ペースをご両親が把握しておくことが必要です。
排便ペースは個人差があります。正解はありません。
1日2回以上出る子もいれば、3日に1回の子もいます。日々のお子さまの排便ペースが乱れてきたら便秘を疑いましょう!
便秘のサイン
まだ言葉が分からない子供は、こちらから便秘のサインに気付いてあげる必要があります。
下記のことから”便秘のサイン”に気付いて、早めに対処してあげましょう!
いきむ
力をめいっぱい入れているのにうんちが出ないのは便秘のサイン。
うんちが大きかったり、力が足りずにうんちが出ない可能性があります。
おなかがはる
普段の排便ペースから遅れており、お腹がはっている時は便秘のサイン!
実際にうちの子もお腹がパンパンに張っていました…
オナラが多い
うんちが出ないときは、お腹の中でガスが溜まります。
また溜まったガスはかなり臭かったりします。これも便秘のサインの一つです。
食欲がない
お腹がパンパンに張ると、食欲がなくなります。
おそらく胃を圧迫するからと考えられますが、これも便秘のサイン。
いつもよりグズる
これも便秘のサイン!赤ちゃんもお腹に不快感があるので、いつもよりグズグズしちゃいます。
「今日はいつもよりぐずるな〜」と感じた場合は、便秘も疑ってあげましょう。
うんちに血が付く
便秘だとうんちが硬くなりやすいので、肛門が切れてうんちに血が混じります。
便秘になりやすい子供の傾向
次に便秘になりやすい子供の傾向を確認しましょう。
①肥満傾向
②脂質の摂取量が多く、食物繊維摂取量が少ない
③ジュースやアイスクリームの摂取量が多く、野菜、果物、水分の摂取量が少ない
④19時以降の夕食、21時過ぎの就寝
⑤間食時間が決まっていない排便時間が午前中ではない、または決まっていない
この中で特に重要なのは、②と③です。
多くの、小児の食事に含まれる水分や繊維の量が不足していることが原因となります。水分や繊維が不足すると、便は硬くなり、腹部の不快感や痛みなどが出ます。
また、排便時の肛門痛や、肛門が裂けて出血します。
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便秘の改善方法
水分をたくさんとる
軽度の便秘は、小児の食事に繊維の量を増やしたり、水分を十分に摂取させたりすると改善します。便秘の場合は、いつもの2割くらい水分を増加させた方がいいです。
お菓子やジュース類などのカロリーが高いわりにあまり便にならないものは、ひかえることも大切ですよ!
朝食も大切!
幼児期以降は朝起きたらコップ1杯の水を飲み、朝食を必ずとります。
体を動かすことも、腸の運動を活発にして便通をよくすると言われています。
マッサージをしよう!
お腹をマッサージしてあげることによって、腸の動きが活発になります。
それによって便意を誘ってあげます。
赤ちゃんの便秘解消マッサージ!のの字マッサージなど(こっちゃん)Baby Massage For Constipation
繊維が多い食事にしよう!
食物繊維が多くてオススメなのは、
◆バナナ
◆おから
◆イモ
◆雑穀米、玄米
野菜嫌いなお子さまに特にオススメな物をご紹介!
バナナは食物繊維が多く、水分もたくさん含んでいるので朝食にオススメです。
おからもハンバーグなどに混ぜればたくさん食べてくれます☆
イモは食物繊維たくさん!子供も好きな子がおおいのではないでしょうか?ただ、フライドポテトはあまり良くないです。
雑穀や玄米は白米に混ぜてあげれば気にならず食べてくれます☆
ヨーグルトってどうなの?
こちらの方の説明が分かりやすいので紹介するね!
ヨーグルトには効果はあまり期待できません…
実際に病院の先生も若い方は、便秘解消にヨーグルトを勧めることはなくなっているとか。。
ただ、”オリゴ糖”入のヨーグルトは効果あります!
オリゴ糖とは
オリゴ糖はビフィズス菌などのエサになり、腸内で良い発酵を促してくれます。
善玉菌が増えることで腸内フローラの中での善玉菌勢力が優勢になり、腸内の健康が維持されます。
しかしオリゴ糖と言っても、種類があります。胃や小腸で吸収される消化性のものと大腸まで届く難消化性のものがあり、後者のオリゴ糖でなければ効果が薄くなってしまいます。
大腸まで届く難消化性のラフィノース、ガラクトオリゴ糖、ミルクオリゴ糖などがオススメですね!
▼ラフィノース▼
天然ビートオリゴ糖 200g [01] (ラフィノース)北海道産 NICHIGA(ニチガ)
▼ガラクトオリゴ糖▼
自然健康社 ガラクトオリゴ糖 1kg(250g×4袋) 密封袋入り
▼ミルクオリゴ糖▼
ただし、取り過ぎは逆にお腹がゆるくなったりします。
1日ティースプーン1杯から初めて、1週間で効果が出ない場合は1杯づつ増やしましょう。
※最大2〜3杯にしてください
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すぐにうんちを出したい!
上記の食事療法は、徐々に効果が出てきます。
既に数日出てなくて、とりあえず「今すぐ出してあげたい!!」という方は下記をお試しください。
便意がない場合
便意が無い場合は、綿棒浣腸で腸を刺激してあげましょう!
綿棒浣腸のやり方は簡単です。
こちらを参考にしてください。
この方は”馬油”を使っていますが、”ワセリン”や”ベビーオイル”でも大丈夫です☆
すぐに出ないことがありますが、腸が刺激されて30〜60分後にうんちが出てくることが多いですね!
硬くて大きいうんちの場合
便意があるけど、硬く大きくてうんちが出ない場合。
この場合だと、綿棒浣腸しても既に”便意”はあるので効果なしです。
中のうんちを柔らかくして、出やすくしないといけません。
そうしないと、うちの子みたいに肛門が切れちゃいます…
ここでオススメなのが”イチジク浣腸”!!
みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
これを注入することで、腸内の浸透圧が高くなり、腸から水分が出て、便が柔らかくなります。
そうすることで、硬くて大きい便もスルッと出るんですね!
水とグリセリンでできているので、成分的にも安心です☆
でもクセになりそうで怖いよー。
そうだね。でも、使い方を守れば大丈夫!
確かに毎回毎回使っているとクセになる可能性があります。
ただ、本当に辛そうな時は使ってあげるのがベスト!
4〜7日うんちが出てなく、子供が辛そうな時はぜひ使ってあげてください!
でないと、最悪肛門が切れちゃいます…
私も「もっと早く使ってあげれば良かった…」と後悔しています。。
ちなみに病院に連れて行っても、同じことをされます。
イチジク浣腸はちゃんとした治療法なので、安心して使用してくださいね☆
※注意事項はちゃんと読んだ上で使用してください
イチジク浣腸の使い方(赤ちゃんに使う時) -動画ー イチジク製薬株式会社
病院に行く目安
たかが便秘…と思われるご両親は多いのではないでしょうか?
我が家も便秘を軽く見ていたこともあり、結果お尻が切れてしまいました…
3日ほど出てなく、子供の様子がいつもと変わらなければ大丈夫。
それ以上出なくて、さらに子供の様子がいつもと違う場合は病院へ行きましょう。
特に言葉が喋れない0〜2歳までの子の場合、こちらが異変に気付いてあげるしかありません。
いつもよりグズグズする。お腹をさするような仕草をする、動きたがらない、顔色が悪いなどがあり、3日以上便が出ていない場合は”便秘”で調子が悪くなっているのが考えられます。
まずは綿棒浣腸を試して、それでも出ない場合は病院…
もしくはイチジク浣腸かなーと思います。
”キャラメル浣腸”なんていう民間療法がありますが、絶対にやらないでください!!
キャラメルに含まれる成分でアレルギー反応を起こし、アナフィラキシーショックを引き起こしてしまう可能性があります。
病院は何科にいけばいいの?
かかりつけの小児科で大丈夫みたい!
まずはかかりつけのお医者さんに見てもらいましょう!
こういったケースはよくあるみたいなので、小児科の先生で大丈夫☆
ただ、出血が長く続くようであれば別の病気も考えられるので、その場合は紹介状を書いてもらいましょう。
便秘の悪循環から抜け出そう!
子供は痛みがあると便意を我慢しがちです。
ママやパパが便意対策をしっかりしてあげて、正常なうんちをできる環境を作ってあげることが大切です。
まず、
①溜まった便を出します。
なにはともあれ、中にある物を全て出します。
これは綿棒浣腸でおこなってあげるのがいいでしょう。排便を痛がる場合は、イチジク浣腸を試してください。
②腸内環境を整える
上記の”便秘の改善方法”でもあるように、食事などで腸内環境を整えてあげます。
やみくもに野菜を取らせるのではなく、食物繊維が多い物やオリゴ糖で賢く便秘を解消してあげましょう!
③便秘にならないよう予防する
排便ペースが乱れてきたかな?と思ったら、いつもより水を多く飲ませてあげたり、マッサージしてあげたり。朝食をちゃんととるのも一つの方法です!
便秘になる前に予防しましょう!
また、継続が力になります。
便秘になりそうな時だけやっても効果は薄くなります。
日頃からお子さまの健康を第一に、楽に排便できる環境を作ってあげましょうね!
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まとめ
今回は私の経験から、子供の便秘の解消法をまとめました。
何と言っても子供の異変は親が気付いてあげるしかありません!
「これくらいは大丈夫だろー」と思わず、ちゃんと異変に気付いて対処してあげましょう!!
病院も”たいしたこと無くても”行ってみてください。
小児科の先生も無下にはしませんし、年齢にもよりますが子供医療費は無料ですから!w
ではでは、素敵な排便ライフを!