主夫の気になるあれこれ

子煩悩パパの気になるあれこれを紹介する雑記ブログです

児童虐待:子供の心理や改善案。あなたの問題意識で救われる命があります


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先日、大変痛ましい事件がありました。

 

▼事件の詳細はこちらより▼

www3.nhk.or.jp

 

まず、亡くなられた結愛ちゃんに心よりご冥福をお祈り致します。

 

同じ子供を持つ親としては考えられない事件で、本当に衝撃的でした。

結愛ちゃんが書いた手紙を見る度に涙があふれてきます。

なぜ5歳の子があんなにも追いつめられなくてはいけないのか?

助ける事はできなかったのか?

本当に考えさせられる事が多い事件です。

 

今回は多くの方に児童虐待のことを知って欲しいのと、少しでもみなさまの虐待への意識が変わってくれればとの思いで書きます。 

 

 

まず、児童虐待の統計データを見てください。

 

児童虐待についての統計データ

少し前のデータにはなりますが、参考までに。

虐待死

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出典:オレンジリボン運動

 

虐待相談対応件数

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出典:オレンジリボン運動

 

平成28年度のデータですが、虐待による死亡事例は年間50件を超え、1週間に1人の子どもが命を落としています。

また、年々「児童虐待相談対応件数」は増加をたどり、平成28年には12万件を超しています。

 

今回の事件によって児童虐待に対する国民の意識が大きく変わったと思いますが、昔から多くの虐待と、それによる虐待死がおこっているのです。

全ての事件がニュースにはなっていないだけで、年間50人以上の尊い命が失われていることに目を向けなくてはなりません。

 

そして、私としては驚きだったのが死亡した子供の主な加害者は”実母”が圧倒的に多いということです。

これは「=虐待していた人の割合」ではないので、お間違えなく。

※「虐待していた人の割合」を出せば実父ももっと多いと思います。

固定概念は捨てよう

これはイメージで本当に申し訳ないのですが、私の中で児童虐待や虐待死の加害者は圧倒的に”父親”が多いと思っていました…

みなさんもそのようなイメージをお持ちの方は多いのではないでしょうか??

体感にはなりますが、ニュースで取り上げられるのも”父親”が加害者というのがほとんどのような気がします。

 

先入観から「母親は虐待をしないだろう」「母親は子供を守るもの」と思っていれば、虐待に気付けないケースが出てきます。

周りの人が、父親だけではなく母親の異変にも気付くのが必要かなと思います。

いくら母親が「うちは虐待ないです」と言っても、変なことに気付けば積極的に関わっていく必要があると思うのです。

  

子供の心理

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まだ小さい世界で生きている子供にとって「親」というものは、「この世の全て」なのです。

だからどれだけ怒られたり、嫌なことをされたり、虐待されても、それでも親のことが好き(嫌いになれない)なのです。

そんな純粋な気持ちの子供に虐待を続けられる親は本当に人ではないですね。

親権を取れない大きな理由

もし虐待されている子供に児童相談所の人がヒアリングをしたとしても、子供は「親と離れたくない」と言うでしょう。

実際に児童養護施設でも、「虐待されている子どもも、親と会いたがる」という話はよくあるようです。

ここが親から親権が取れない大きな理由ではないかと思います。

虐待されているだろうという予測はたてられるが、第三者は子供の意見を尊重してしまうんです。

「子供の気持ちで判断する」これは確かに気持ちは分かります…

 

ただ、よく考えてください。

子供は、”正しい判断ができない状態”なんです。

 

この状態は「過労自殺」に通ずる部分があると思います。

過労自殺を食い止めるには「その仕事を辞めれば良いだけ」なのですが、激務によって正常な判断ができなくなり、結果的に身を滅ぼしてしまいます。

大人でも「ここを離れればどうやって生きて行こう。会社を辞めるわけにはいかない。辛くても続けなきゃ」と思うんです。

もっと視野の狭い子供にとって、「親が全て。親に嫌われたくない。離れたくない」と思う気持ちは容易に理解出来ると思います。

 

これは一種の洗脳に近いと思うのです。

 

そして虐待されている子供は、

「悪いのは自分なんだ。もっといい子にならなくちゃ」

「自分が悪いから怒られているだけで、親は悪くない。児童相談所の人は親を虐めないで。私は家に居たい」という気持ちになるんだと思います。

  

では、虐待されているけど親から離れたくない子供を、どうやって親から離せばいいんでしょうか?

それはまず「一時保護制度」を適用するのが良いかと思います。

 

一時保護制度

一時保護制度の目的

一時保護の第一の目的は子どもの生命の安全を確保することである。

 一時保護を行い、子どもの安全を確保した方が、子どもへの危険を心配することなく虐待を行っている保護者への調査や指導を進めることができ、また、一時的に子どもから離れることで、保護者も落ち着くことができたり、援助を開始する動機付けにつながる場合もある。

子どもの観察や意見聴取においても、一時保護による安全な生活環境下におくことで、より本質的な情報収集を行うことが期待できる。

以上の目的から必要とされる場合は、まず一時保護を行い、虐待の事実・根拠はそれから立証するという方が子どもの最善の利益の確保につながりやすい。

出典:厚生労働省(第5章 一時保護)

 

一時保護制度の重要ポイント

職権による一時保護をするに当たって、まず留意すべきは、それが非常に強力な行政権限であるという認識を踏まえて適切に運用しなければならない、ということである。

児童福祉法においては、従来一時保護の期間は定められていなかったが、児童虐待防止法において、児童福祉法に基づく一時保護の期間を原則として2月に限ることとされた。もっとも、施設入所のように児童福祉法第27条第4項のような保護者の同意を要する旨の規定はなく(すなわち職権で実施できる)、(児童福祉法第27条の3の規定からして、子どもの行動の自由を制限できると解されるので)子どもの意思にも反して実施できる。

関係者の意思に反して行う強制的な制度は、通常は裁判所の判断を必要とするが、児童福祉法の一時保護については裁判所の事前事後の許可も不要である。

このような強力な行政権限を認めた制度は、諸外国の虐待に関する制度としても珍しく、日本にも類似の制度は見当たらない。

このような強力な制度であるがゆえに、職権一時保護は虐待を受けている子どもの救出のためには非常に有効であり、必要な場合には積極的に活用することが期待されているのであるが、同時にあまりに強力であるがゆえに保護者の反発も大きいことは避けられない

これまではややもすると、保護者の反発を怖れるあまり、職権一時保護を控える傾向があったことは否定できないが(例えば、職権一時保護は警察からの身柄を伴った通告の場合に限る、という運用をしていた児童相談所もあった)、それは誤りであって、あくまでも子どもの保護を重視しつつ、具体的な運用に配慮する、という姿勢が重要である。

子どもが保護者と離れて学校や保育所にいる時に保護することもできるが、できれば敷地外で保護する等の配慮が必要なこともあり、また保護者への告知も速やかに(同時である必要はないであろう)行う必要がある。

出典:厚生労働省(第5章 一時保護) 

 

特に重要なポイント赤でマークしていますが、 もうお分かりでしょう。

「一時保護は子供や親の意思に反して行う事ができる」のです。しかも「裁判所の事前/事後の許可も不要」「警察を介することも不要」です。

児童相談所の職員の権限で執行する事が可能なんですね!

一時的とはいえ、子供を保護する為には大きい効力を持つこの制度、

ただ、職員がなかなか執行できない理由は「誤った判断からの執行はしてはいけない」という責任感と、「子供が親と一緒に居たがっているから」という誤った判断、そして「保護者の反発」であろう。

 

ただ厚生労働省のサイトにも書いてある「保護者の反発を怖れるあまり、職権一時保護を控える傾向があったことは否定できない」は驚かされた。

「クレーム>子供の命」なんですか?と問いたい。

それを公式HPに書いてしまうあたりも衝撃的。自分たちの非を認めているだけではないか。

子供や親の判断に関係なく、第三者の目から正当な判断を行い、「一時保護」を積極的に使って欲しい。

一時保護の期間は最長2ヶ月とのことだが、それでも、これで救われる命がおおいにあるだろう。また、子供と親が少し離れる事で、お互いの考えにも変化が生まれるかもしれないのです。 

 

親権はとれないの?

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ここで勘違いしないでほしいのが、

まずニュースや他の方が言われている「親権停止が日本では17件しかない」というのを私なりに調べたのですが、それについてのデータが見つけられませんでした…

もし正確な情報の出先が分かる方は連絡ください。

おそらくこの17件は完全に親権を失う「親権喪失」のことを言っているのだとは思いますが…

 

最長2年の期限付きですが、親権停止されている件数はこれよりも多いです。

▼親権停止の件数についての資料はコチラ▼

www.matsumurazeimukaikei.jp

 

民法改正によって徐々に良くなっているとは言え、日本にとって「親権」とは、とても強い権利です。

どれだけ虐待され、施設に入ったとしても完全に親権を失わせることは容易ではありません。

それは何故なのか?

それは上記の記事内にもありますが、

「小さい子供の場合、長い目で親子関係の修復を図ることも必要だ。関係が断絶してしまう親権喪失より、期間を区切って親に改善を促すことができる親権停止の方が利用しやすいのではないか」との見解。

「関係の修復」を望むんですね。それにより、親の意向にそって子供を保護しなければならないという行政のガイドラインがあります。

これは確かに間違ってはいません。

完全に親権を奪う事は、やっぱりデメリットもありますよ。そこも見た上で検討する必要があります。

 

でも、どこかで線引きをして無理にでも親と離す必要もあると思います。

法律によるルール化が必要ですよね。

 

しつけと虐待

一般的に、しつけは教育が原点で、ルールや最低限のマナーを教えるものです。

しかし虐待は自分の感情をぶつけるものです。

しつけには「愛」がありますが、虐待には「愛」がありません。

自分のイライラを単純に子供にぶつけているだけなのが虐待です。

子供への愛があれば「ご飯を与えない」「暴力」などはしない行為ですよね。

 

ただ「しつけと虐待」の境界線を第三者が見極めて対応する必要があります。

 

では、児童相談所はどうやって虐待対応や一時保護までの判断しているのでしょう?

それは下記のシートを使用しているのです。

虐待対応/一時保護決定のための資料 

子ども虐待対応・アセスメントフローチャート

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一時保護決定に向けてのアセスメントシート

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今回の児童相談所の対応 

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結愛ちゃんの一家は、元々香川県に住んでおり、香川県の児童相談所は2016〜2017年にかけて2度にわたり結愛ちゃんを一時保護しています。

そして児童福祉法に基づいて、面談などの指導措置を取っていました。しかし、昨年12月に雄大容疑者が単身で東京に転居したことなどもあり、今年1月に措置を解除しています。

そして同1月、家族は香川県から東京都に転居し、父親である雄大容疑者と同居を再開。品川児童相談所が2度会いに行ったが、結愛ちゃんに合う事ができなかったと話しています。

「緊急性が高い事案として引き継いだ」とする香川県に対し、

「そんな引き継ぎはなかった」「香川から引き継がれて虐待のリスクが高いかどうか、判断している最中に事件が起きた。今後、対応が適切だったか調査していきたい」とする品川児童相談所。

児相間の情報共有に問題があった可能性が浮上しています。

 

また、雄大容疑者については、結愛ちゃんに暴行を加えてけがをさせたとして香川県警が昨年2月と5月に傷害容疑で書類送検していたが、いずれも不起訴になっています。

 

問題点 

 一番は、職員の問題意識の低さだと思います。

ここからは私の見解ですが、

香川県は「原因であると思われる父親が居なくなったので警戒レベルを下げよう」「他県に引っ越すから私たちの管轄ではなくなるからいいだろう」という気持ちが少しあったのではないでしょうか?

逆に東京都は「他県から来た家族、警戒レベルも低いし、対応は後でも大丈夫だろう」という気持ちがあったのではないでしょうか?

 

しかしお互いの問題意識が高ければ、「もしかしたら」という最悪の事態を考えて行動できていたと思うのです。

職員にとって結愛ちゃんは、児相に関わる多くの内の一人かもしれません。でも結愛ちゃんにとっては、あなたが結愛ちゃんを救える数少ない一人なのです。

そういった責任感や、常に最悪の事態を考えた上での行動をとってほしいものです。

 

ただ、「引継ぎをした」「されていない」なんて討論は論外。

マジで不毛です。このことからもお互いの県が責任をなすり付け合って、自分の行動に責任がないのが分かります。

そして、引継ぎは文書などでやりとりはしていないのでしょうか?この不毛ななすり付け合いを無くす為にも、管理体制の改善が必要だと思いますね。

 

児童相談所と警察の連携

現在、警察に通報のあった児童虐待について、警察から児童相談所への情報提供は法律によって義務付けられています。

ただその逆は義務付けられていません。

この事が対応が遅れる原因の一つだと考えます。

児童相談所は人手不足

児童相談所は常に人手不足と聞きます。

それも1人の役員に対し、相談対応件数は平均約40人。多い場合は100人もの相談対応をする時もあるのだとか。

とても1人の役員が全ての家庭を回って対応出来る数ではありませんよね。

 

では、児童相談所は警察に協力を要請すればいいのではないでしょうか?

している地域もあります。(県知事の意向が大きい)

でも、それをしない地域が多数です。

何故なら「法律で決まっていないから」というのが大きいと思われます。

なら、その法律/ルールを変えることができれば、児童相談所と警察の連携がとれ、さらに多くの人が救えると思うのです。

児童相談所と警察は連携がとりやすい体制か?

多くの人は「警察に報告していれば救えた!」と言うのですが、では警察はこういった件について協力的なのでしょうか?

確かに事件性が伴う場合は積極的に動いてくれるでしょう。

でも児童虐待の相談は、基本的に児童相談所へ回されているのが現状です。継続的に警察が家に様子を見に行くなどはありえません。

警察も児童相談所もお役所仕事、管轄をまたいで協力するという積極的な意向はないと思うのです。(私の主観です)

このことから、「児童相談所が警察に相談しにくい環境があたのでは?」と私は考えます。

なので法律として連携を義務化し、児相が警察に報告しやすい環境をつくってあげることが必要ですね!

虐待は警察に通報するべき?

まず、警察と児童相談所は対応スピードが違います。

警察は「24時間いつでも対応可能」に対し、

児相は「48時間以内に安全確認を行う」というルールです。

そして児相は地方だと平日の限定的な時間しかやっていない場合もあります。

 

このことから、緊急性が伴う案件の場合は絶対に警察に通報しましょう!

また、警察から児童相談所への報告は義務化されていることから、始めから警察へ通報するのも手です。

ただし、「虐待かどうか不明」「確信がない」ような場合は児童相談所への相談で問題ないと思われます。

 

責任の所在について

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引継ぎの問題もあったでしょう。

そして、品川児童相談所が無理にでも面談をした方が良かったと私は思います。

警察を介入させる必要もあったでしょう。

 

では、児童相談所の職員に全ての責任はあるのでしょうか??

 

これは賛否両論あると思いますが、私はそうは思いません。(100%という意味です)

「県知事の意向、ルール(法)の欠如、親族や地域の関わり、警察の協力、検察による傷害容疑の不起訴、予算によって人手を増やせない」なども原因として考えられるので、私は児相の職員だけが100%悪いとは思わないのです。

 

そして2回も一時保護を行って、約2年間も面談などの指導措置を行っていました。

雄大容疑者については、児相が2回も傷害容疑で書類送検もしています。

結果、書類送検は不起訴になっていますが、もしこれが検察によってちゃんと起訴されていれば、品川児相は緊急性が高い事案として対応し、結果は違っていたかもしれません。

 

「それでも親権を取って、子供を施設に入れて命を助けるのが仕事じゃないのか!」と思われる方もいるでしょう。

 

いや、違いますよ。

それは結果論であって、最善は児童相談所が関わり親を改善させ、子供を安全な状態で親と暮らさせてあげることだと思うのです。

(最悪の場合は親権を取るのは必要だと思いますが)

 

もしあなたが児相の職員だったらと考えてください。

地域の人の通報で虐待されている子供とかかわり、一時保護や親への面談を行ったとします。それでも子供が「親と一緒に居たい」と言った時、きっとあなたは「親を改善させて一緒に暮らさせてあげたい」と思うのではないでしょうか?

その時あなたは、子供の人生を大きく変えてしまうかもしれない「親権をとって、施設に入れる」なんてことが即決できるでしょうか??

ここはとてもナイーブな問題で、職員の人はそういった悩みも抱えていると思うんですよ。

その中で、「2回の一時保護と、約2年間の面談などの指導措置。2回の書類送検」は最低限のことはやっていたんじゃないかと私は思うのです。

品川児童相談所も会えなかったといえ、2回は結愛ちゃんへの接触を試みています。

それでも改善されなかった今回の親が異常なだけです。

 

ニュースの情報操作によって「児童相談所が悪い」というような先入観をお持ちの方が多いと思いますが、

上記のような「児童相談所の対応や、現状の問題」などをしっかり見たり、感じた上での見解が必要ではないかと私は思います。

(ただ、引継ぎの改善や東京都の対応は問題点が多数あると思いますが…)

児童相談所の改善点

①引継ぎの重要性を再確認し、双方での認識の差が出ないようにする。

②警察との連携を高め、情報共有をする。

③訪問で会えない場合は、警察を介入するなど、子供の安否を確認する。

④親権停止を、ルールとして設定する。

 

この4点は最低限必要かなと感じます。

声を大にして言いたい事

それは、

児相のおかげで助かっている命は多くあります!!ということ。

今回の件で、Twitterなどで「私は児相のおかげで幸せに暮らしている」「施設に入れてくれて良かった」という意見を見ました。

確かに今回は引き継ぎについての問題点があったとは思いますが、それだけで「全ての対応が悪い」なんて思わないでほしいのです。

児相は、親身になって対応してくれる人も多いと聞きますよ。

 

児童相談所を責めるのではなく、「どうやったら改善できるか?」を一緒に考えて、私たちもできることから進めていきたいですね。

 

絶対にやらないで欲しいこと

今回の事件で児童相談所への問い合わせが殺到していると聞きました。

あなたもこの記事を見て、「行動しなくちゃ!」と児童相談所へ抗議の電話をかけようと思った方もいるかもしれません。

 

ただ、それは絶対にやめてください!

 

ただでさえ児童相談所は職員が少ないです。

そこへみなさんが、大量の抗議の電話をしたらどうなるでしょう??

職員の時間を奪ってしまうだけではなく、

”命が救える大切な電話”が繋がらない可能性があります。

 

なので「行動のしかた」を絶対に間違えないでください。

 

私たちにできる事

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では私たちはどう行動するのがいいのでしょう?

 

ハッキリ言います。

私も正解は分かりません。。

 

でも、今回は私なりに考えたことを紹介します。

 

まず児童虐待への意向は、地域によってバラつきがあると聞きます。

その時の市長や県知事などの問題意識が大きく関わっているとニュースでも見ました。

となれば、その人たちの意識を虐待へ向けてあげる事が必要です。

署名の提出

1人1人が問い合わせをするよりも、職員の手間をとらせず効果的にみんなの意見をまとめることができます。

県知事や市長から児童相談所に働きかけてくれるケースもあるようで、問題意識の改善には大きく貢献出来るでしょう。また、法改正にも大きく貢献できる可能性が高いです。

ただし多くの署名を集めるのは非常に難しく、時間がかかるのが難点です。

メディアへの露出

これはできる人が限られてきますが、TV、動画配信サービス(YouTubeなど) 、ブログなどでの呼びかけのことです。

それによって世間が関心を持てば、県知事や児童相談所の問題意識も変わってくるでしょう。

SNSでの拡散

これはみなさんが一番簡単にできる事です。

メディアに掲載されているこれらのことを拡散することによって、多くの人に知られます。多くの人がこれを問題視してくれれば、それは大きな波となり、力になります。

地域で「そういえばあの家大丈夫かな…」 と思ってくれる人が1人でも増え、児童相談所に電話をすれば救える命があるかもしれません。

【注意点】

ただのニュースを拡散するのではありません。その事件や問題について、しっかり考察されていて、問題点を改善するような内容があるものを拡散しましょう!

地域の関わり

最近では危機管理が過剰になっていることや、プライバシー保護を重要視することから地域の関わりがとても少なくなってきています。

また、「厄介ごとに関わりたくない」という人も多く、それによって他者への関心が薄れているのです。

今回のニュースのインタビューで地域の人が「子供はガリガリでしたね〜」と言っている人が居たのですが、その人は通報していないと思います。異変に気付いているけど、みんな通報しないんですよね…それが現状。

隣の家の人とは少し話すくらいの関わりは持って、少しでも親や子供の異変に気付いてあげることが大切です。

そして異変を感じたら、すぐに児童相談所へ報告しましょう!もし間違っていても、その通報によって救える命があることを忘れないでください。

 

今の私に考えつく所はこの4点。

もし、「こんなのはどうだろう?」というような見解があればこの記事にコメント、もしくは私のTwitterアカウントにコメントください。

その意見をこの記事に追加したり、Twitterにてリツイートさせていただきます。

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twitter.com

 

その他の問題

里親についての問題

これも古い資料しか見つけられず、すみません。

 

諸外国における里親等委託率の状況

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これを見れば分かる通り、他国に比べ日本はとても低い推移です。

これは親権を完全に失わせる「親権喪失」ができにくい体制がまず原因として上げられます。

親権が有るので、「いつか親の元に戻るかもしれない」という考えから施設にずっといなければならない子供が多いのが現状です。

 

こういったデータを見ると人は「里親になれるようにもっと国は努力しろ!里親の需要を上げろ」なんて言うのですが、私は本当に人ごとだな〜と思うのです。

それを言っていいのは”実際に里親をしている人”だけですよ。

「自分は里親に関係ない、他の人がどうにかしろ」なんて思って好き勝手言うのは違いますよ。

 

人を育てるのって本当に大変なんです。

経済的な理由や、その他いろいろなことが複雑に絡んで里親になれなかったりします。

私だって現状、里親になるのは難しいです。

だから私の口からは「里親の需要を上げろ!だれか里親になれないのか」とは言えません。

 

でも里親が受け入れやすい環境、法律を作る必要はありますよね。

ルール化によって「親権喪失」が多くなれば、里親になれるケースも増え、里親が増加するのではないでしょうか?

 

児童養護施設の問題

これも問題の一つ。

現状施設も足りてないそうで、新たに受け入れるのもなかなか難しい状況。

その中で、虐待児と非行児が同じ施設に入る事で虐待児に精神的な負担があるというのも大きな問題となっています。

こういった部分にもしっかり資金が回る事によって、多くの子供を受け入れて助けられる環境が整う事を切に願います。

 

アフターケア(アフターフォロー)の問題

これもすごく大きな問題。

私からの説明よりも、下記の記事を読んでください。

児童養護施設を出た子供達の心情や、アフターケアしなくてはいけない部分が明確に分かります。

www.softbank.jp

児童養護施設の出身というのは、劣等感を感じやすい子も多いそうです。

でも私たちが正しい知識や判断で子供達に接してあげれば、それは払拭でき、社会へ少しずつでも馴染んでいける環境が作れると思うのです。

ぜひ上記も読んでいただき、みなさんの意識の変化があればと思います。

 

まとめ 

まず、殴り書きになってしまって申し訳ないです。

伝えたい事をズラッと書いてしまったので見にくいかもしれません。ご了承ください。

 

本当に悲しい今回の事件。

二度とこのような事がおきないように、行政含め変えて行く必要があります。

 

正直に離すと、

恥ずかしながら私は、今回の事件がおこるまで児童虐待についてほぼ無関心でした。

出産時のヒアリングでも「そんなことあるわけないじゃないか」くらいに思っていました。

ただ、今回の事件が児童虐待に関心を持つキッカケとなりました。

でもそんな人って多いと思うんですよね。

だからみんなが力を合わせて発信させるしかないんです。もっと多くの人に考えてもらうキッカケになるように。

 

そして同じようなことを繰り返さないために、私に何ができるか考えた結果、ブログで呼びかける事ができるじゃないか!と思ったのです。

「他の誰かが同じようなことを書いているだろう」「間違ったことを書けばたたかれるかもしれない」という思いもありましたが、私にできることをしなくては!という気持ちが大きく今回記事にしました。

年間に50人もの尊い命が亡くなっていることを無駄にしたくはありません。

一人一人が問題意識を持って、向き合って、変えていくことが大切です。

 

本当に今回の事件は残念でしかたありません。 

どうかみなさんも子供のSOSに気付いてあげてください。

 

今回の記事でみなさまの心に少しでも変化があることを願います。

 

 

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